美結城天蓮花麗茶 world tea lover

だいすきなお茶の魅力やお茶についての雑学を書いたブログです。

ブームよ、続け。

2018年は、なんだかとっても

台湾茶台湾ポップバージョン、

タピオカミルクティータピオカが流行りましたね。

懐かしい〜 と思ってしまう程度には、

私も大人です顔(にっこり)

あれなんの行列?と思ったら

タピオカミルクティーのお店だった、

ということが数回あったように思います。

台湾の国民的ドリンク

タピオカミルクティー、またの名をパールミルクティー

大粒のタピオカをいれたお砂糖入りの濃厚なミルクティーです。

最近では緑茶やウーロン茶、ほうじ茶で作ったミルクティー

供されることもあります。

 

台中にある『春水堂』(チュンスイタン)

という喫茶店のオーナーが生みの親、という説が有力です。

1987年に誕生した当時は、

台湾国内でもそこまで人気はなかったそうですが、

日本のTVで紹介されてから人気が沸騰したとのことで、

それから10年余りで

台湾の新たな国民的飲料のひとつとなりました。

中には世界各国に、

2000店舗以上を展開するチェーン店もあるそうです!

びっくり スゴーイ

 

そしてこの春水堂さんは、

2013年の日本上陸以来、各地に店舗を構える人気店。

ポップなお店に見えますが、

お茶の文化継承と味への追及をコンセプトに、

「お茶マイスター」認定制度の試験に合格した社員だけが

ドリンクを作ることができるという本格派。

香料・フレーバー・防腐剤フリーの茶葉を使用し、

品質管理も徹底しているそう。

 

どこででも飲めるタピオカミルクティー

90年代にも一度ブームがきていましたが、

いわゆるインスタ映えの影響からか、

台湾人気によるものなのか、

気づけば、なんとコンビニでも

タピオカミルクティーが買えるようになってしまった。

これってなかなかすごいなあと。

 

先日も、とある商店街の中にあるカフェの看板に

寒い日は、ホットタピオカミルクティーほうじ茶

と書いてあり、

ありゃ!となりました。

ホットもあるのですね。

一緒にいた友人に 有名なの? と聞いたら

「もう常識だよ〜

お店によっては熱と温でも選べるよ」

とのこと。

ちょうどタピオカミルクティーを飲むには

寒いね、と話していたときでしたので、

よしいただいてみよう!

とレジに並んだら、

ちょうど私の前にいたかわいい女の子 JK 

「すみません、ホットってどれくらいですか?」

と聞いていて、

お店の方の答えが

「ストローで飲めるくらいの温かさです」。

 

わたし、熱いドリンクは、

なにであっても

熱々で供されたいタイプ。

別のところへ行こうと決めて、

この日は取りやめ、

まだまだ寒い日本の冬に向け、

ホットタピオカミルクティーが美味しいお店で

ホットデビューすることにしました。

候補は先述の 春水堂さんか、

こちらの Alfred Tea Roomさん。

LAからきたお店で、

ミルクティー自体が大変おいしいらしい!

楽しみです。

 

どんどん進化(変化)しています

最近では写真のような、

レインボータピオカなるものも、

人気のようですね。

また、

ミルクティー

紅茶だけじゃなく緑茶や烏龍茶から選べたり、

タピオカじゃなくて

ナタデココアロエ

バジルシードなんかをいれるお店もあるみたい。

 

こんな、タピオカミルクティーかき氷もあるんですって。

かき氷も人気の台湾スイーツですもんね。

 

海外の文化を取り入れて

新しいものに変化させていくことに長けている日本。

タピオカミルクティーも独自の広がりを見せていきそうですね。

惜しくも閉店した気に入り店

都内にあった『台湾茶番Kurotaki』という

小さいお店が気に入っていました。

とっても暑かったある夏の日、

お墓参りの帰りに、

あまりの暑さにフラフラになりながら

アイスミルクティーを求めて

歩いていたところ、

少し遠くに、

タピオカミルクティーらしい気配が!

 

そんなに喉が渇いているなら

なんだっていいだろう

と言われてしまいそうですが、

飲み物には妥協できないのです。

お墓を掃除しているときから

「帰りはアイスミルクティーを飲もう」って、

決めていた……わけです。

 

こんなところにこんなお店が!

お店の入り口には

見たことのない謎の黒猫のキャラクターsei

 

入ってみると

店員さんは全員、台湾の方。

日本語はあまり通じないので、

メニューを見ながら注文する、という

旅行気分が味わえるお店でした 笑

 

まだオープンしたばかりなんです、と

おっしゃっていた店員さん。

スタンプカードをいただき、

お目当のタピオカミルクティー

美味しかったー!

今思うと暑さ加点太陽もあったと思うのですが

ちょっと先の地下鉄の駅に着くまでに

ごごご…… と飲み干してしまいました。

 

黒いタピオカと白いタピオカが選べるんです。

この時は満足感がほしくて、

黒いタピオカをお願いしました。

 

カウンターと

いろいろなタピオカティーをメインに

(マンゴーやウーロン茶などほんとに様々)、

ローカルフードも楽しめる気楽なスタンド。

雲呑麺(ワンタンメン)や

魯肉飯(ルーローハン)、

あとはなぜかカレーカレー などもあって

とっても面白かった!のですが、

残念ながら、

1年足らずで閉店してしまったようです。

再上陸してくれないかなあと、

密かに願っています!

 

私は、タピオカミルクティーが大好き。

 

ブームが過ぎ去って、

どんなに探しても見つからない……

なんてことのないように、

日本にも

ますますしっかり

定着してくれるといいなと思います。