美結城天蓮花麗茶 world tea lover

だいすきなお茶の魅力やお茶についての雑学を書いたブログです。

もともとの入りは健康茶

なんでもかでも大好き、と書いているような気がしますが、

本当にそうで。

今日はルイボスティー

ルイボスティーにもいろいろあるのですが、

まずはノーマルルイボスティーのご紹介。

 

子供の頃はさほど好きではなく、

というか

初めて飲んだときは

「! びっくり」と

思ったような記憶さえあるルイボスティー

 

なんでだろう、

今はこのバニラっぽさを感じる

ほのかな甘みが大好きなのですけれどお願い

舌が敏感だったのでしょうか。

 

その昔、

花粉症に効く…… という触れ込みで、

花粉症がひどかったお友達のお家で飲んだのが

デビューだったのを覚えています。

(真偽のほどは不明)

 

当時は今みたいに

どこにでも売っているわけではなくって

健康食品的な扱いだったんじゃないかな?

(推測)

花粉症の人だけが飲めるお茶、っていう

特別感が

お茶亡者の私を刺激していたんだと思います。

飲み干したものね、その時も……

 

時はたち、

いつのまにか

いろいろなルイボスティー

見かけるようになりました。

 

ルイボスティーの生まれは、南アフリカ

お茶ファミリー共通の「茶の樹」出身ではなく、

マメ科の一種です。

この「ルイボス」という植物、

南アフリカのセダルバーグ山脈でしか育たないという、

繊細さ!

かなり特殊な条件下でしか生きられない

希少な植物だということがわかります。

 

セダルバーグ山脈は

常に強烈な日差しに照らされ、

朝晩の気温差が時には30℃以上!

まるで砂漠のような、

なんとも過酷な環境です。

ルイボスは、

その酸性の土地の深くにまで根を張って、

水分やミネラルを吸い上げて育ちます。

 

この厳しい環境が、

ルイボスティーに含まれる

いろいろな成分を生み出しているわけですね。

 

ちなみにルイボスティーにも

グリーンとレッドの二種類が存在します。

まるで本当にお茶みたい。

発酵させているかいないか、なので

これもお茶と同様なのですが、

 

レッド(発酵)は

・ほのかな甘みがある

・手に入りやすくリーズナブル

 

グリーン(未発酵)は

・フラボノイドがレッドの約10倍

・さっぱりした味わい

・発酵させないように手をかけるため高価

 

とはっきりした違いがあります。

 

細く尖った葉のルイボスは、

すぐにキズがついてしまい、

そこから自然に発酵が進んでしまうため、

「発酵させない」というのがけっこう手間なのですね。

 

じゃあ健康効果的には

グリーンじゃないと意味ないの?

と思われそうですが、

もちろんそんなことはないですよ。

 

そもそも

レッドルイボスティー、美味しいです。

まろやかでほのかに甘くて、

オヤツがなくてもいいくらい照れ

 

また、ほかの乾燥地帯の植物と同じように

抗酸化作用に優れた成分がいろいろと

含まれていますので、

フラボノイド(ルテリオン、ケルセチン、ルチン)、

アスパラシン、

そして各種ミネラル。

 

これを飲んだら即こうなる!

みたいなことは

お薬じゃないから、ありませんけれども、

活性酸素を取り除く手助けをしてくれたり、

整腸作用が腸の働きを整えたり、

毛細血管(最近注目!)に作用したりと

いろいろなサポートをしてくれることは

あると思います。

 

個人的には、美味しいから飲む、

くらいの感じがいいのかなとは思いますが、

美味しくて かつ カラダにもよい!

というのは

嬉しいですよね。

 

あとは

ノンカフェインなので、

夜眠る前に飲むとか

妊婦さんでもOKとか

お子さんでもOKとか

そういう利点もありますチョキ

 

南アフリカでは、

不老不死のお茶と

呼ばれているとかいないとか。

 

このふたつね、お手軽。

ティーバッグのサイズもちっちゃくていいです。