ワンモア思い出
meito の レモンティーと同じく、
子供時代のわたしの心を大きく揺さぶったもの。
それが、
コレ!
※写真はお借りしました
アイシング角砂糖、というのかな。
「お花の角砂糖」と呼んでいましたけれど。
多分お中元とか何かのお礼とか、
いただきものだったと思います。
繊細なお花がおすましして、角砂糖の上に並んでいる。
夢みたいな「小さな世界」に胸がギュッ!
アンデルセンのお話で、
夜中にお花たちが舞踏会に出かけていく……
という物語がありましたが、
まるでそのお話に入り込んだような気持ちになりました。
今でこそ右を向いても左を向いても
可愛い食材や雑貨(まとめ方が雑)で
溢れかえっていますが、
かれこれ20年前は、まだまだそんなことなくて。
子供の世界には
インスタどころか
インターネットもなかった。
こんな素敵なものがあるんだと
ドキドキしたのです。
で、これを、ストレートティーにそっと浮かべる。
お砂糖が溶けて、
お花だけが残る……
っていうのがなぜか待てなくて 笑
いつもお砂糖を崩してしまっていたな。
あのアイシング部分が、
特に美味しいわけではないのだけど、
フニャフニャした感じが妙に好きでした。
きちんと整列して箱に並んでいるところも、
とても可愛くて、
ひとつ欠けてしまうと一気につまらなく思えたものでした。
あー懐かしい。
紅茶に白砂糖を入れなくなってしまった今では、
この子たちに触れることはなくなってしまった。
それでもやっぱり夢みたいに思う
大好きな気持ちは
変わりませんね。